「公共交通機関支持」訴えるポスター、鉄道で拒否される

「NSW州政府の検閲行為」とシューブリッジ緑の党議員

 連邦選挙に向けて、NSW州緑の党が制作、広告代理店を通してシドニーの州営鉄道に掲示しようとしたポスターを拒否された。鉄道局からは文言が政治的主張とのクレームがついたため、文言を替えて提出したところ、認められ、一旦掲示されたが、翌日には再び撤去されていたため、緑の党州議会議員が、「マイク・ベアード州政府の検閲行為」と批判している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 緑の党はこの代理店に$21,000を支払って、鉄道ネットワークに貼りだそうとした。しかし、州運輸局のトランスポートNSWが緑の党に送った理由によると、「Public Transport, Not Toll Roads」と「Vote Greens」の文言のうち、「Not Toll Roads」が政治的主張の要求条件に反するとのことだった。トランスポートNSWの構内に掲示する政治広告は論争的なものであってはならないとされている。

 デビッド・シューブリッジ緑の党州議会議員は、「シドニーの鉄道ネットワークに掲示する広告で公共交通機関の支持を訴えることのどこが論争的なのか?」と語っている。

 緑の党では、ポスターの文言を変えて再度運輸局に提出した。それには、「vote for public transport, vote Greens」とあり、列車に掲示された。しかし、シューブリッジ議員は、「文言を変えたポスターが一旦貼り出されたが翌日には撤去されていた。

 シューブリッジ議員は、「これは明らかに政府による検閲行為だ。州民に何を訴えていいか、何を訴えて貼らないかを指図しようとしているのだ」と語っている。

 州政府のアンドリュー・コンスタンス運輸大臣は、「政見が何であっても同じだ。現在は連邦選挙戦のさなかであり、現段階ではすべて省事務次官の運営レベルの問題だ」と語っている。
■ソース
NSW Greens cry foul after political ads on public transport ‘censored’

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