2016年連邦総選挙、ジョイス対ウインザーの対決本決まり

保守連合連邦副首相対単身選挙戦復帰の無所属元議員

 タムワースなどの町を持つ農村部のニューイングランド選挙区は、2013年の連邦総選挙前に政界を引退したトニー・ウインザー無所属議員が、保守連合国民党党首で連邦政権副首相のバーナビー・ジョイス氏の政策がニューイングランド選挙区の利益を反映していないとして政界復帰を語っていた。このほど、ウインザー候補を攻撃する偽装立て看板が見つかり、逆効果でウインザー氏の政界復帰への意欲をかき立てている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この看板はウインザー候補の看板の色や書体まで同じだが、ウインザー候補がジュリア・ギラード元労働党首相と並んでほほえんでいる写真に、「今回はだめだ、トニー」の文字が並んでいる。ウインザー候補は、「彼らは私に負けるかも知れないと戦々恐々なのだろう」と語っている。

 2013年のウインザー氏の政界引退でジョイス氏は20%ほどの安定した票差で当選した。ウインザー無所属候補が当選するまでニューイングランド選挙区は80年間国民党の地盤だった。しかし、ウインザー氏が国民党を抜け、NSW州議会から無所属で連邦議会入りして以来、ウインザー氏の支持率は圧倒的に高く、タムワースでは支持率70%、となりの大学町アーマデールでは80%近い支持率で、ジョイス氏の支持率を上回っていた。

 元国民党党首、連邦副首相を務め、2013年にはジョイス氏の選挙責任者を務めたジョン・アンダーソン氏は、「ジョイス氏は今回無理なほどの一次得票率を獲得しなければならない。プレファレンス票集計になれば負ける可能性も高い」と語っている。

 労働党と緑の党はプレファンレンス票をウインザー氏に割当て、ジョイス氏を最下位に置いている。他の無所属候補も掲げている政策などからプレファレンス票をウインザー氏に割り当てることが予想される。また、有権者もどちらかの陣営に分かれており、「浮動票」がほとんどないといわれている。
■ソース
Election 2016: Barnaby Joyce and Tony Windsor prepare to square off in the battle for New England

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