連邦議事堂で議員ヨガ教室、授業料は国民負担

議員・職員専用で週に2,3回授業年$11,300

 キャンベラの連邦議事堂で議員と職員を対象に週に2回ないし3回のヨガ教室が開かれており、地元のアレックス・クチャルスカ・ヨガ・インストラクターに年$11,300を税金から支払っていることが、Department of Parliamentary Servicesの資料で明らかになった。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えている。

 同省では、2012年から毎年クチャルスカ氏と契約して同じような教室を開いている。彼女は近くに「ブティック」ヨガ・スタジオ「ハンゲツ」を経営している。また、議事堂ではスピン、コア、サーキット、ストレッチ、デフィニション、ボクシングの教室も税金負担で開かれている。その他にも、議事堂ヘルス・レクリエーション・センターでは、ジム、屋内プール、スカッシュ・コートなどが設備されている。

 ヨガ教室は会期中は週3回、休会中は週2回開かれており、議事堂議員と職員が利用できる。ただし、ヘルス・レクリエーション・センター会員は無料だが、非会員は1回$10徴収される。また、ヘルス・センターは会員費を徴収しているが、会費メンバーは約470人、会費収入は年20万ドルに満たないと推定される。その収入だけではヘルス・センターも外部のインストラクターの経費もまかなえない。

 政治家の多くは、行政サービスの「受益者負担」が好きだが、90人ほどの上下院議員はセンターの会員として無料サービスをたっぷり満喫している。

 2年前にはこのセンターで、進歩派議員と保守派議員の間で激烈なイデオロギー論争が巻き起こったことがある。クレア・ムーア労働党上院議員ら進歩派は、備え付けのテレビのチャンネルをABC放送に合わせるよう望んだが、スコット・モリソン現財相ら保守派議員は保守寄りのスカイ・ニューズに合わせることを望んだ。結局、ジム側で1日交替でABCとスカイ・ニューズに合わせることを決めた。ただし、ジムには、「カーディオ装置に取り付けられている個人用TV受像機で自分の好きなチャンネルを選ぶことができる」との表示も掲げられている。

 会期中は議事堂に3500人以上の人が働いており、同省の年間予算は1億2,000万ドルほどになる。
■ソース
Dharma bums: politicians charging taxpayers for yoga classes

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