WA州ワンネーション党候補者当選しても前途多難

党政策答えられず、かつ党政策に必ずしも同意せず

 WA州でワンネーション党から連邦議会上院に立った候補者がABC放送のインタビューを受けたが、党の政策について答えられず、しかもいくつかの重要な政策については、党政策には賛成できないと発言するなど前途多難を感じさせている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この候補者はロッド・カルトン氏で、WA州上院の投票集計は8月1日朝にすべての結果が確定すると予想されているが、同州の11番目の議席はワンネーション党が獲得するとみられている。しかし、ABC放送の「7.30」のインタビューでは、質問に対して、「自分は、農業、銀行その他いくつかの政策分野の強みで参加した。すべての政策を理解しているわけではない。その場しのぎの答をするつもりはない」と答えるばかりだった。

 また、「党は、多文化主義が失敗だったとしているがどう思うか」と質問されて、「失敗とは思わない。私はギリシア人の美しい女性と結婚しており、妻の家族は私を実の息子のように愛してくれている」と答え、「党はブルカ禁止を主張しているが」との質問には、「それは敬意の気持ちだ。どうして顔を隠さなければならないのだろう。なぜ、公共の場で顔を隠すのだろう。顔を見せるのは他人に対する敬意ではないか」と答えた。また、「党はムスリム移民を禁止しろと言っているが」という質問に対しては、「その場しのぎの答をしたくない」と答を拒んでいる。

 しかも、カルトン氏は、NSW州でレッカー車の運転手と口論の際に車のカギを奪ったことで窃盗罪有罪を言い渡されており、また、2015年に$27,000相当のハイヤーを盗んだとされており、8月にパース地裁で裁判が行われる。有罪の場合には議員資格を失う可能性がある。その場合、義兄のピーター・ジョージオウ氏か、妻のイオアナ・カルトン氏が議員指名を受けることになっている。

 しかし、イオアナさんは、「ワンネーションとは意見がほとんど合わない。多文化主義が失敗とは思わないし、ムスリム移民禁止にも反対。他の政策にも賛成できない。もし私がワンネーションの議員になったらそのことをはっきり言うつもりだ」と語っている。
■ソース
One Nation: Likely WA senator Rod Culleton struggles to defend and explain party policies

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