連邦緑の党で影の内閣に入れ替え

セーラ・ハンソン=ヤング上院議員、影の移民相はずされる

 連邦議会の緑の党上院議員として影の移民相を9年間担当していたセーラ・ハンソン=ヤング議員が影の移民相の役をはずされた。緑の党影の移民相には新しくタスマニア選出のニック・マキム上院議員が就任する。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ハンソン=ヤング議員は、ナウルとパプア・ニューギニア(PNG)マヌス島の領外難民収容センター設立そのものに常に批判的な立場を表明し、センター内での人権侵害問題、虐待、暴力などを告発してきた。そのため、センター視察時に警備員の監視や尾行を受けるという事態も起きており、最近にはPNG政府からビザ交付を拒否されている。

 同議員は緑の党内で教育、財務、貿易その他いくつかの影の閣僚を務めている。メルボルンで開かれた緑の党会議の後、声明を発表し、「影の移民相継続を主張したが、政治はチームワークであり、最終的にリチャード・ディ・ナタリ党首の決定に従い、今後他の任務の遂行に全力を尽くすつもりだ」と述べている。

 ディ・ナタリ党首は、「新しい影の内閣では、上院議員はそれぞれの選挙区のニーズに密着した任務を引き受けることになる」と語っている。

 マキム上院議員は、ハンソン=ヤング上院議員のこれまでの活動を称賛し、「難民認定を求める人々を代弁し、勇敢で共感にあふれた発言を続けてきた」と語っている。

 ピーター・ダットン移民相は、「ハンソン=ヤング議員が影の移民相をはずされたのも驚くにあたらない。ディ・ナタリ党首も、彼女の問題の多いやり過ぎた行動にいい加減うんざりしたのだろう。今回の措置は遅すぎたくらいだ」と語っている。
■ソース
Sarah Hanson-Young stripped of Greens immigration portfolio in reshuffle

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