豪の再起極右政治家、米トランプ陣営から助っ人頼む

アシュビー首席補佐官の下にトランプの経済顧問雇う

 1996年に一度連邦議会に当選し、その後は出ると落選を繰り返し、その度に税金から選挙費用の交付を受けてきた極右政治家、ポーリン・ハンソン連邦上院議員が、経済顧問としてアメリカのドナルド・トランプ共和党大統領候補の顧問エコノミストを雇い入れると発表した。

 ハンソン議員の首席補佐官は、ピーター・スリッパー元連邦下院議長失脚を仕組んだジェームズ・アシュビー氏で、その訴訟が法廷で判事から、「裁判を政治に利用する訴訟権の乱用」と棄却された人物。

 9月16日、QLD州中部海岸地域のロックハンプトンでのコミュニティ・フォーラムには200人ほどの聴衆が集まり、会場からの質問に答えて、アシュビー氏が、「経済問題と言えば、明日土曜日、新聞の一面を飾るような発表がある。ワン・ネーション党が新しく雇い、昨日オーストラリアに到着した人物は世界をリードするエコノミストの一人であり、ドナルド・トランプ陣営でも働いてきた。そのエコノミストをわれわれがトランプ陣営から引き抜いた。わが党は経済面でも信頼を築かなければならない。だから、そのような信頼性をすでに持っているエコノミストを雇い入れた」と発表した。ただし、ABC放送がそのエコノミストの氏名などを質問したが答はなかった。

 また、ハンソン議員は、上院初演説の内容を取り消したり謝罪したりする必要はないと強調、「私の演説はすべて事実だ。特にムスリム、イスラムやわが国にどれほどの影響を与えているかということはすべて事実だ」と繰り返した。

 ハンソン演説に対しては、息子を元夫に殺され、家庭内暴力根絶キャンペーンを続けているローズ・バティ氏が、「これまでの偏見と同じ、被害者を責める論法でしかない」と批判しており、また、演説後にハンソン議員と抱き合って歓迎したミカエリア・キャッシュ大臣に対しても自由党内部から批判が出ており、キャッシュ大臣は、「新人議員すべてにするのと同じこと。ハンソン議員の発言を支持しているわけではない」と語っている。
■ソース
Pauline Hanson hires Donald Trump’s economist from presidential campaign

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