アボット前首相、ビショップ外相が一番人気争い状態

タンブル現首相、オレンジ選挙区世論調査で人気失墜

 NSW州議会補欠選挙が行われる予定のオレンジ選挙区有権者を対象とする世論調査でマルコム・タンブル現首相の人気が下がっており、トニー・アボット前首相、ジュリー・ビショップ外相が一番人気を争っているという結果が出た。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 同選挙区は、アンドリュー・ジー国民党州議会議員が2016年7月2日の連邦議会選挙に当選したため、州議会議員を辞職しており、補欠選挙が必要になったもので、3人の連邦議員はこの補欠選挙には関係しない。

 また、この世論調査は、NSW州労働党がReachTELに依頼し、9月19日に同選挙区の725人の有権者を対象に実施したもので、補欠選挙は11月12日に実施される。

 質問では「首相適任者」の選択肢としてタンブル、アボット、ビショップ各氏を挙げており、数字はタンブルが32.6%、アボットが33.7%、ビショップが33.8%となっている。

 タンブル現首相の不人気は各年齢共通であり、また女性票はビショップが37.6%、アボットが31.7%、タンブルが30.4%となっている。また、男性票ではアボットが35.7、タンブルが34.8%、ビショップが29.5%となっている。

 年齢層別では、18-34歳ではビショップが39.3%、35歳から50歳では35.7%となっている。一方、アボット前首相は51-65歳の年齢層で38.1%、66歳以上では43.1%と高齢層の支持率が高くなる。

 この数字は、8月30日のニューズポル世論調査でもタンブル対ビル・ショーテン労働党党首の「首相適任者」率でタンブル支持率が大幅に下落しており、2015年10月にはフェアファクス/イプソス調査でタンブル氏対ショーテン氏の支持率が67%対21%だったのに対して現在では49%対35%になっている。

 オレンジ選挙区は過去70年間、国民党地盤だが保守連合の間ではマイク・ベアード保守連合政権のグレイハウンド・レース禁止などの政策の不人気がたたっているとの見方が強い。
■ソース
Polling shows Tony Abbott, Julie Bishop more popular than Malcolm Turnbull in byelection seat

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