UNESCO、TAS州の世界遺産地域手直しを批判

州政府、UNESCOへの境界線変更再申請を計画

 TAS州政府の世界遺産TAS原生地域管理計画(TWWHA)を、国連教育科学文化機構(UNESCO)が厳しく批判したことから、同政府は、TWWHAの文化的価値の評価作業を始めた。2015年、州政府は、TWWHAの一部を観光用開発地域として、また一部を特殊木材伐採のために利用するために、区画変更などTWWHA管理方法を変更する計画をUNESCOの21人で構成される世界遺産委員会(WHC)に提出したが却下され、批判された。そのため、政府は伐採については計画を放棄している。しかし、UNESCO側は、TWWHAの文化的価値、特にアボリジニ社会にとっての価値を正確に規定するよう勧告を受けている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この週末、州政府は、TWWHAの文化的価値評価計画を募集した。このプロジェクトはTasmanian Aboriginal Heritage Centreが主宰しており、TWWHA内の遺跡や景観の文化調査のために1年以上の期間にコストも含めた計画を開発することが主体になっている。

 州政府のマシュー・グルーム環境遺産担当大臣は、「世界遺産センターと合意した約束を果たすために努力している。このプロジェクトは、重要な地区や景観、土地や歴史との結びつきなどを確定することが目的であり、それは単にTWWHA地域内の遺跡に限らず、陸、水、空を含めた景観が計り知れない意味と価値を持っているということを明確にするものだ」と語っている。

 政府は、この調査は2017年中期には完了する予定であり、世界遺産委員会に提出する申請書の重要な部分を占めることになると語っている。
■ソース
UNESCO snub prompts Tasmanian World Heritage Area plan rejig

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