「一部の私立学校が資格の3倍の助成金」と連邦政府

歴代政権の「私学優遇政策」で膨張続けた結果

 連邦政府のデータで、国内トップクラスの私立学校がゴンスキ学校予算配分計画モデルで助成金受給資格の3倍の金額を受けていたことが明らかになった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 私学のもらい過ぎと対照的にWA州とACTを除く全州とNTでは公立学校の予算が予算最低限度額にも満たないことも明らかにされている。

 連邦政府のサイモン・バーミンガム教育相が、「一部の豊かな私学が連邦助成金をもらい過ぎている。カットすることも検討している」と発表していた。

 カソリック系女子校のロレト・キリビリの場合、12年生の学費が年$18,000だが、受給資格を決めるSchool Resourcing Standard (SRS)の算定額の283%を受け取っていた。また、年額費$20,000のカソリック女子校、ノース・シドニーのモンテ・サンタンジェロ・マーシー・カレッジも277%を受け取っていた。

 SRSは各生徒あたりの助成金最低額を決めるもので、労働党政権期のゴンスキ学校予算計画で発足し、各学校のニーズに合わせて調整される。

 しかし、ジュリア・ギラード、ケビン・ラッド労働党政権は、ジョン・ハワード保守連合政権期に決められた私学優遇制度下の私学予算を「どの学校もこれまでの額を減らすことはしない」と発表したことから、このような私学助成金が異常に高水準を続けることになった。予算配分が最低水準を下回っているのは公立学校だけでなく、カソリック系学校にも多く、もらい過ぎのカソリック系学校と対照的になっている。
■ソース
Gonski: Some private schools receive nearly three times the funding they are entitled to

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