タンブル政権、閣僚会議にはアップル・ウォッチ持込禁止

技術が進歩しすぎて腕時計一つもセキュリティ問題に

 マルコム・タンブル連邦首相のテクノロジー好きはよく知られており、下院議場でもアップル・ウォッチをちらっと確かめることが目撃されている。しかし、アップル・ウォッチのテクノロジーが進歩しすぎているため、閣僚会議など機密を要する区域では首相といえども愛用のアップル・ウォッチを腕からはずさなければならないことが伝えられている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 閣議には「電子通信装置を持ち込まない」という不文律があり、今やアップル・ウォッチのように腕時計も通信機能を持つ時代になってしまったための措置で、タンブル首相のサイバー・セキュリティ問題特別顧問、アラステア・マクギボン氏は、フェアファクス・メディアの取材に対して、「未来にはメガネからランニング・シューズまで身につける小物がインターネットに接続するようになると予想されるため、コミュニケーション・セキュリティには特別慎重な警戒が必要だろう。今後、閣議でロッカーにしまっておかなければならない物が増えていくことも考えられる」と語った。

 さらに、ASIOや、国防省電子諜報機関の豪通信局(ASD)訪問者は、玄関で電子機器をすべてロッカーにしまうよう指示される。これも、電子機器が盗聴装置や建物内のシステムにウイルスを送り込む装置を偽装している可能性があるため。

 これまでも中国国内からアクセスしているとされるハッカーやロシア系のインターネット・ハッカーの侵入が確認されており、このような措置も「神経過敏」とは言えない状況になっている。
■ソース
Apple Watches stay out of the Turnbull cabinet room as tech advances stoke security fears

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