アボット前首相、「トランプの政策は道理をわきまえている」

トランプ支持者を擁護し、クリントンとNSW州議会を批判

 スカイ・ニューズの右派パーソナリティのポール・マレー・ライブに出演したトニー・アボット前保守連合連邦首相は、「米大統領候補のドナルド・トランプを支持している人達は情けない人達ではないし、トランプの政策も十分に道理をわきまえている」と発言した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 また、「この数日の間に公開されたテープのトランプの会話はおぞましい、信じられないくらいおぞましい、弁護の余地もない。しかし、NSW州議会上院がトランプを『revolting slug』と呼ぶことを支持した決議は道徳的虚栄心でしかない。そういうことは議会の場にふさわしくない」と語り、さらに、「私が言いたいのは、トランプ支持者の大多数はまっとうな人々であり、国が変わることを望んでおり、もっともな話だ。トランプの考えも十分に道理をわきまえている」と語った。

 民主党大統領候補のヒラリー・クリントンは、「トランプ支持者は人種差別、性差別、同性愛憎悪、排外主義、イスラム憎悪の情けない人達の集まりだ」と発言し、後に謝罪している。

 また、オーストラリアでもビル・ショーテン労働党党首が、「トランプは、アメリカ合衆国を率いる適性を完全に欠いている。また、ムスリム移民を禁止するなどの政策もまったく非合理なことを怒鳴っているだけだ」と異例の発言をした。

 しかし、アボット氏は、トランプ共和党大統領候補の「メキシコとの国境に高い壁をつくって密入国を防ぐ」や「ムスリムの入国を完全に禁止する」などの公約についても、「道理にかなっている」と評している。さらに、「11月選挙でトランプ氏が負けても、何億というアメリカ人は依然としてトランプの政見を支持していることは変わらない」と語った。
■ソース
Tony Abbott says Donald Trump’s policies are ‘reasonable enough’ and his voters are not deplorables

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