「難民船の難民希望者は認定されても入国させない」

タンブル首相が立法化の用意を明らかにする

 10月30日、マルコム・タンブル連邦首相は、「マヌス島とナウルの領外難民収容センターに収監されている難民希望者がオーストラリアに入国することを禁ずる立法化を検討中」と伝えた。

 この法律は、2013年7月中旬以降に難民船でオーストラリアに渡ろうとした難民認定希望者を対象としており、将来的に観光ビザやビジネス・ビザを含めたいかなるビザの発給も受けられないようにするとされている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 タンブル首相は、「この立法は、人間密輸業者に最大限の強いメッセージになると思う。明確なメッセージを送ることが非常に重要だ。人間密輸業者の船で来る者に対してオーストラリアは扉を閉ざしていることを知らなければならない。彼らは永遠にオーストラリアに住むことはできない」と記者会見で語った。

 この法案は、太平洋の島国に収容された後、収容所を離れた人々、カンボジア政府との5,500万ドルの取引でカンボジアに渡った者も対象とされる。

 ただし、マヌス島またはナウルに児童として収容された者はこの法律の適用を免除される。また、この法案が立法化されても、移民相がその裁量で入国を許すことができる。しかし、この法律は遡及性を持っており、現在マヌスまたはナウルの豪領外難民収容センターに収監されている者にもl適用される。

 最新の「ソブリン・ボーダーズ」作戦声明は、「収容センターでこれまでに審査を終えた者の72%が申請の難民と認定されている」と述べているが、難民と認定された者も今後オーストラリアの土を含むことはできないことになる。

 ポーリン・ハンソン・ワン・ネーション党首は、「政府はワン・ネーションの合図で行動するようになった」として歓迎しているが、野党労働党は、タニア・プリバセク副党首は、「これはピーター・ダットン大臣の失敗から目をそらせるだけのこと。3年経って、未だにマヌス島とナウルの収容所の人々の引取国を見つけることもできない」と語っている。
■ソース
Manus Island, Nauru refugees to be banned from entering Australia, Malcolm Turnbull says

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