NSW州オレンジ選挙区で自由・国民に農村反乱

競犬廃止法と自治体合併で射撃党が支持獲得

 11月12日に実施されたNSW州西部オレンジ選挙区の補欠選挙の結果は今週後半まで明らかにならないが、農村部を地盤とする国民党、射撃遊漁農民党が議席を争った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 国民党のスコット・バレット候補は14日昼までの開票結果で30%をわずかに超える得票率だが、射撃遊漁農民党のフィリップ・ドナト候補が24%近くまで進出している。

 不在投票とプレファレンス票も今週後半には集計が終わる予定で、ドナト候補は、「こんなに支持を受けて驚いている。接戦になることは予想していたが、最終的にはプレファレンスの集計で決まるのだろう。まだそこまで行っていない」と語っている。

 一方、国民党の苦戦は、グレイハウンド・レースと自治体大併合に対する選挙民の不興が大きいと見られており、長年国民党を支持してきた有権者が射撃遊漁農民党支持に移ったと言える。

 ジョン・デイビス・オレンジ市長は、「バレット候補は苦戦を強いられる。自治体合併、アメリカの大統領選、住民パワーが揃ってこの結果になったのではないか。この地域では、政府は住民のことを構っていないという失望感がある。

 国民党が声明を発表し、開票集計作業を待つ。政策で射撃遊漁農民党への譲歩を言うのは時期尚早だと述べている。

 しかし、後続のニュースでトロイ・グラントNSW州国民党党首兼副州首相とエイドリアン・ピッコリ副党首は、州国民党のトップの座を辞任したと報道されており、11月15日の国民党議員会議で解任される前にオレンジ選挙区敗北の責任を取って自ら降りた格好。ジョン・バリラロ技能担当大臣が党首選下馬評に上っているが、保守連合内で政策問題で自由党に引きずられた格好の国民党に支持基盤から批判が挙がっている。
■ソース
Backlash against Nationals in Orange by-election, support for Shooters Party ‘overwhelming’

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