連邦議事堂で領外難民センター抗議行動2日連続

建物から横幕垂らし、噴水に赤色染料投げ込む

 11月30日に連邦議会の質問時間に傍聴席で領外難民処理センター閉鎖と、難民認定希望者や難民をオーストラリアに移す要求するスローガンを叫び、瞬間接着剤で手を手すりに接着した難民支援グループのメンバーは、12月1日も議事堂建物外側屋上からアブセーリングして横幕を垂らし、ナウルとマヌス島のセンターに収容されている難民認定希望者や認定済みの難民の血を象徴する赤染料を投げ込み、数人が噴水の中にプラカードを掲げて立つなどした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 メンバーの2人が、議事堂前面の屋上からアブセーリングして、「今すぐキャンプを閉鎖せよ #justice4refugees」と書かれた横幕を垂らした。2人はフェンスを乗り込え、ボトルブラッシュの植え込みをくぐり抜けたと見られている。

 アブセーリングした2人は連邦警察官に排除されたが、赤く染まった噴水に入ってプラカードを掲げた数人に対しては連邦警察官も議事堂前から監視するにとどまった。

 抗議行動の1人、サム・カストロ氏は、「これは平和な示威行動。収容センターを閉鎖することが重要だということを政治家によく考えてもらいたい」と語っている。

 連邦議会では、これまで一般市民に開放されてきた連邦議事堂の屋上芝生がテロに利用されるおそれがあるという理由で一般市民立入禁止にするなど連邦議事堂のセキュリティを厳重にする法案が政府与党から出されており、12月1日の下院を通過した。

 トニー・スミス下院議長は、「今回のできごとで一般市民が議事堂に入る手続きを変更することはない。しかし、議長の任務は議事堂で働くすべての人の安全性を確保することだ。1970年代に議事堂が設計された頃と現在では世界情勢も大きく変わっており、現在のニーズに合わせなければならない」と語っている。
■ソース
Parliament House protesters abseil down building, dye fountain red

http://www.abc.net.au/news/2016-12-01/parliament-house-protesters-return-for-second-day/8082162

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