ハンソン、反同性愛文書の中国人候補公認取消

「同性愛は異常性行動、同性愛者は病気の患者」

 2018年QLD州議会選挙に向けて、バンダンバ選挙区からワンネーション党公認候補として名乗りを挙げた中国人女性がソーシャル・メディアで反同性愛オンライン文書を公開したため、ポーリン・ハンソン・ワンネーション党首が直接同候補の公認を取り消した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 公認を取り消された中国人女性はリン・シャンジュ氏で、2016年末、「ハンソン党首の言うとおり、オーストラリアはアジア人に呑み込まれる」と発言、世間を驚かせたが、当人は、中国共産党政権に弾圧されている法倫功の信者で共産党政権に反対していることをはっきりと表明、中国政権紐付きの中国企業がオーストラリアの資産を買収し、オーストラリアを支配しようとしていると発言していた。

 しかし、リン氏は、フェースブックに、「ゲイは病気だから患者として扱わなければならない。異常性行動は異常犯罪に結びつく」などと書いた他、さらに、退任間近いバラク・オバマ米大統領のLGBTI政策を揶揄し、女装のオバマ大統領の絵を掲載するなどしていた。

 ハンソン党首はリン氏に投稿を取消し、謝罪するよう指示したが、リン氏が1月7日にさらに同様の投稿をしたため、ハンソン党首がリン氏の公認を取り消した。

 また、リン氏は学校教師で、イプスイッチ市の多民族文化祭典「ハーモニー・デイ・フェスティバル」委員会委員長を務めておりながら、ワンネーション公認以降にアジア人を中傷する発言を行っていることから、イプスイッチ市でも問題化している。

 フェスティバルはバンダンバで開かれ、委員会には市から年間$7,000の運営資金が支給されている。しかし、ポール・ピササリ市長は、「リン氏が謝罪しない限り、市の予算を同委員会に交付するわけにはいかない。現代オーストラリアでリン氏の行ったようなコメントが出てくるとは考えもしなかったことだ。彼女はオーストラリア国民に対して謝罪しなければならない」と語っている。

 これに対してリン氏は、「ハーモニー・デー・フェスティバルは非政治的な行事。予定通りに開かれる。委員会はピササリ市長と直接話し合う」と語っている。
■ソース
One Nation dumps anti-gay ‘ratbag’ candidate Shan Ju Lin

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