VIC、覆面の暴動参加者には懲役最高15年

昨年の反人種差別派と反イスラム派の衝突で検討

 3月13日、VIC州政府は、「新法で、覆面の暴動参加者には最高懲役15年の厳罰を科することができる」と発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2016年後半にコバーグで反人種差別派と反イスラム派のデモ隊が暴力衝突事件を起こしたのを受け、VIC州政府は州警察と協議の上でこの法案を編成したと伝えられている。

 マーチン・パクラ法務長官は、「暴力騒擾に新しい違法行為を加えたもので、来週に議会に提出する。マスクを着けたり顔を隠して身許を確定できないようにしたり、催涙スプレーから顔を守ろうとする者が余りにも多い。この法律は、顔を隠して暴力行為を行った場合には刑期が延長されるというものだ。単なる暴力騒擾行為の場合には懲役最高10年だが、顔を隠していた場合には最高15年になる」と語っている。

 また、新法案では、警察官が顔を隠しているマスクその他をはずすように命令することができ、命令に従わなければ違法行為になる。法務長官は、「この法律は、このような大きな集まりに顔を隠して参加することを防ぐものだ。条文でもはっきり明記しているが、あくまでも身許を隠すために顔を隠している場合や、催涙スプレーなどから顔を守るために顔を覆っていると見なされる場合に限って法律が適用される。この法律で、群衆が暴徒化した場合に警察が効果的に対応できるようになるはずだ」と語っている。

 この週末にはメルボルンのムーンバで群衆の一部が暴れたため、警察が催涙スプレーを使い、50人以上を逮捕したばかりで、ロバート・ドイル・メルボルン市長は、「市民のイベントでトラブルを起こす者は罰せられる。大勢の人が集まるところで公共の安全を守るために警察力が必要というなら、私は大賛成だ」と語っている。
Rioters wearing face masks to receive longer jail terms under new Victorian laws

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