WA労働党政権、1議席差で多数派議席握れず

諸派の支持に頼るか、議長職を自由党に譲るか

 WA州議会選挙は全ての票の集計が完了し、新与党労働党はわずか一議席差で上院の過半数議席を逃した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 その結果、労働党政権が政府法案を成立させるためには諸派の支持を取り付けるか、または上院議長職を最大野党自由党に譲り、自由党議席を1議席減らすかしなければならない。

 上院はパース首都圏北部と南部の選挙区が最後まで争われていたが、3月26日午後に最終的な集計結果が発表された。その結果、5月の新会期から州議会上院は労働党が14議席、自由党が9議席、国民党、緑の党はいずれも4議席となっている他、ワン・ネーション党が3議席、自由民主党、射撃遊漁農民党が各1議席を獲得した。

 労働と緑の議席を合わせて18議席、また残りの全党を合わせても18議席で同議席数になる。しかも、ワン・ネーション、2諸派は保守系政党であり、労働党を支持する可能性は小さい。労働党政権は、諸派議員の支持を取り付けるか、または自由党が賛成票を投じるかしなければ政府法案を通すことはできない。

 ただし、再選されたサイモン・オブライエン自由党議員を議長に任命することができれば自由投票が1票減らせる。それができなければ労働党から議長を出すことになり、1票差で少数派になる可能性もある。

 オブライエン議員は1996年初当選の古参議員で、コリン・バーネット前首相政権で運輸と商業を担当する大臣だったが、2013年に降格され、バックベンチから政府批判を続けていた。そのため、自由党内にはオブライエン議員が議長職を引き受けるのではないか、という懸念も漂っている。

 残る可能性は、アーロン・ストンハウス自由民主党議員が法案の内容によっては政府支持に回ること、また、一部ワン・ネーション党議員が離党し、無所属になることも予想される。
■ソース
WA Labor misses out on upper house working majority by one seat

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