NSW州シドニー首都圏北部などで州議会補欠選挙

保守連合票離れ、労働党1議席確保

 4月8日、NSW州議会補欠選挙が、ゴスフォード、ノース・ショア、マンリーの3選挙区で行われ、労働党が1議席、自由党が1議席を確保した。マイク・ベアード現保守連合政権は、地方自治体大合併などで支持を失っており、保守連合がどこまで持ちこたえるかが注目されていた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 自由党はノース・ショア選挙区のフェリシティ・ウィルソン候補が、「この選挙区に10年以上住んでいる」と党公認申請時とフェースブックに書いていたが、メディアの追及で偽りであったことを認めている。しかし、当日開票分だけでも一次得票が40%に達している。

 ゴスフォード選挙区は労働党が10%以上も得票率を伸ばしており、元パラリンピック選手のリーズル・テシュ候補が新議員に就任する見込みが高い。

 ゴスフォードは元々労働党の強い選挙区で今回の結果も予想されていたが、ノース・ショアとマンリーは自由党の安定地盤で、現保守連合政権のマイナス要因がいくつも重なっていることから無所属候補がどこまで迫るかがカギを握っている。

 投票日が近づいた過去1週間、グラディス・ベレジクリアン州首相は、「補欠選挙では現政権党が不利になるのが通例。自由党の安定地盤でも批判票が出ることは覚悟している」と繰り返していた。しかし、前マンリー副市長のジェームズ・グリフィン候補が第一次プレファレンス票で43%を確保しており、マンリーを確保したことが伝えられ。それでも、自由党は24%の得票減となっている。

 もっとも予測が難しいのはノース・ショアで、地方自治体大合併が住民の不満を呼んでおり、この選挙でもモスマン市議のキャロリン・コリガン無所属候補が有力な敵手になっている。ただし、ウィルソン候補の現在の得票率40%は17%の得票減でもある。
■ソース
NSW by-election: Labor claims Gosford, Liberal Party takes Manly

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