肥満児童増加対策に成長測定の義務づけ

NSW州政府保健省の案が明らかに

 NSW州政府保健省の児童肥満化対策案によると、州内のヘルス・クリニックや病院に来た児童は全員に体重測定が義務づけられる。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同省では、現場の医療専門家に児童患者の成長評価を行うことを義務づけることを考えており、必要と考えられる場合には、健康なライフスタイルの相談や減量クリニックへの紹介状を書くことも義務づけられる。

 ウェストミード小児病院小児科のルイス・バウアー教授は、「この措置は子供を恥ずかしがらせるためではない。当然なこととして適切な身長や体重について話し合うだけだ。子供の体重について家族が心配しているなら何ができるかを話し合うだけだ」と語っている。

 バウアー教授は、「親は子供の体重に問題があることを気づいていないことが多い。親は、子供の同級生と比較しがちだが、体重過剰な同級生が多ければ自分の子供が体重過剰だと気づかない結果になる」と語っている。

 ブラッド・ハザード保健相は、「成長して問題になる体重過剰の問題は早めに取り組むことが重要だ。体重過剰なら他にも問題が起きる可能性がある。糖尿病になりやすい、がんになりやすい、いろんな病気にかかりやすい。もし、子供にそのメッセージが届き、健康な体にすることができるなら、生涯健康な生活を送れるようになる。州各地に専門の肥満クリニックが必要かどうかを検討する」と語っている。

 しかし、野党労働党のウォルト・セコード影の保健相は、「その案は単に思いつきを膨らませただけとしか考えられない。医療専門家がどう考えるかを知りたいが、この案はどう見てもその場の思いつきだ」と批判している。
■ソース
Plan to combat childhood obesity by introducing mandatory growth assessments

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