「保守連合政権のためにタンブルは首相を辞任せよ」

労働党に敗れたニューマン前QLD州首相の発言

 クリストファー・パイン自由党上院幹事が、「同性結婚合法化法案は近い」と公言したため、政府部内の秘密事項を漏洩したとして、同性結婚合法化に反対する保守連合保守派から、「議院幹事を辞任せよ」と攻撃されている。パイン上院議員は6月29日に謝罪発表したが、パイン批判の先頭に立っているトニー・アボット前首相は、独自の現在よりかなり保守的な政策を講演で発表し、「保守連合政権は保守的政策に方向転換しないと有権者保守層の支持を失い、労働党に負ける」などの発言でマルコム・タンブル現首相に真っ向から挑戦している。

 6月29日には、キャンベル・ニューマン前QLD州首相が、「再び保守連合リーダー争いが起きるのを避けるためにタンブル首相は辞任せよ」と語った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ニューマン氏がブリスベンのABCラジオ局で語ったもので、「タンブル氏は自由党を左傾化させたため、支持地盤を失ってきている。しかし、有権者はもう首のすげ替えにはうんざりしている。国民はタンブル氏を選んだが、今は彼が自分から退陣すべきだ。彼はバカではない。それは誰でも知っている。しかし、自分のやったことがまったく効果を上げていないことを認めなければならない。アボット氏が走り回っていろんな発言をするので人はそちらに気を取られているが、自由党を分裂させているのはタンブル氏だ」と語っている。

 また、「アボット氏が常に何かコメントし続けることがいいことと思わないが、彼が言うことは基本的に正しい」と語っている。

 また、州議会の議席の90%という一党独裁に近い形でクイーンズランド州首相を1期だけ務めた後、アナスタシア・パルシェ労働党に敗れ、議席を半減したニューマン氏は、「オーストラリアの農村地域ではタンブル首相はまったく人気がない。彼には田舎の人間の気持ちが分からない。かと言って労働党が勝つわけではない。ポーリン・ハンソンのような政治家が農村部で力を伸ばすだけだ」と語っている。

 また、パイン議員についても、「彼は自分の出身のSA州で自由党の支持率を高めるようなことを何一つしていない。彼はつんと澄ました気取り屋のパブリック・スクール出身者でしかない」とこき下ろし、「ゴンスキ2.0で学校に何十億ドルも支出するのは間違いだ。教育に金を注ぎ込んでも解決にならない」と語っている。
■ソース
Former Queensland premier Campbell Newman calls on Prime Minister Malcolm Turnbull to quit

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