シドニー都心部からパラマッタまで125億ドル突破

シドニー・ハーバーからほぼ全線が地下鉄化

 メトロは間もなくシドニー・ハーバー海底トンネル建設工事が始まるが、シドニー都心部からパラマッタまでほぼ全線が地下鉄になるため、総工費も125億ドルをはるかに上回ると推定されている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 アンドリュー・コンスタンス運輸相は、シドニー・メトロ・ウェスト線の工費を確定することは早すぎるとしながらも、「現在工事が進んでいるメトロ第二期工事よりもさらに大規模な工事になる」と語っている。

 第二期工事はチャツウッドからシドナムまで2本のトンネルを並行して掘らなければならず、また、現在のバンクスタウン線の大幅改良工事も必要になる。そのため、総工費も115億ドルから125億ドルの間になると見込まれている。

 コンスタンス大臣は、「都心部からパラマッタまでの25kmにトンネルを2本並行して掘るのだから、合計50kmのトンネルを掘ることになる」と語っており、今後5年から10年の間に竣工したいとしている。

 今後1年半の間にプロジェクトの細部まで確定していけば総工費もかなり正確に割り出せるだろうとしており、駅数も8駅ないし12駅で一般的な地下駅の建設費は4億ドルから5億ドル程度としている。

 トンネルの建設費そのものは比較的安価で、チャツウッド・シドナム線の場合、都心部やノース・シドニーの駅地上部にかかる建物を解体しなければならず、総工費は28億ドル、メトロ全体の4分の1にもならない。

 駅候補として、ロゼル、オリンピック・パークなどに近いベイ・エリアには駅が必要とされており、また、急行列車が各駅列車に前を塞がれないようにするため、通過線も必要になる。

また、沿線自治体では駅を欲しがっており、また、沿線地主も駅が付近にできれば不動産価格が跳ね上がるため、最終的なルート発表に首を長くしている。また、パラマッタから西への延伸部分やシドニー東部への延伸計画も同様である。
■ソース
Cost of new metro line from Sydney CBD to Parramatta set to top $12.5 billion

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