ホバート市、プラスチックの持ち帰り容器段階的全廃

2020年までに使い捨てのプラスチック製容器や食器

 ホバート市議会は、全国に先駆ける行動としてテイカウェイ店で使っているプラスチックの使い捨て容器やフォーク、ナイフなどの食器を2020年までに段階的に全廃することを決議した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同市議会に提出されていた「環境健康条例」修正案は、使い捨ての石油系プラスチック容器と食器を2020年までに全面的に禁止する内容で、市議会は10対12でこれを可決した。

 この条例修正案を提出したのはビル・ハービー緑の党市議で、「プラスチックの使い捨て容器、食器はコンポストできる有機系材質で置き換え可能。条例案は一般市民からも支持されている。ABCの『War on Waste』という番組を見て、自然のプラスチック汚染に関する市民の理解が深まっている。タスマニア州民はこの条例を望んでいるはず。特にホバート市は市の廃棄物処理に責任を負っている。ゴミのポイ捨てに対しても、埋め立て行きのゴミに対しても市として責任ある行動を取らなければならない。そのために、国内で誰よりも先駆けてこの決定を下した市議会の議員であることを嬉しく思う」と語っている。

 この条例は、埋め立て地域の塵芥量を減らす、「Zero Waste to Landfill」戦略の一環であり、塵芥に対応するため、特別施設が造られている。ハービー市議は、「ホバート市内の食品販売店の3分の1はすでにコンポスト可能容器・食器を採用しており、この条例もそれほどの抵抗は受けないだろう」と語っている。

 また、「商業施設から出る生ゴミ専門のコンポスト・システムを設立し、カフェやレストランから出るゴミをそこに送り込むことになる。しかし、まだできているわけではない。将来的な希望だ」と語っている。

 この後、18か月をかけ、関係者、一般市民の意見を求め、条例案修正が行われる。
■ソース
Hobart City Council to phase out plastic takeaway food containers

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