ゴールド・コースト市議会記者会見、ABC締め出す

市長・副市長の開発業者政治献金問題追及に

 ABC放送は、時事番組「Four Corners」で、ゴールド・コースト市議会議員に不動産開発業者から巨額の政治献金があり、しかも市議会が政治献金した開発業者の開発認可を支持していたことなどが報道された。

 この放送があった翌日の9月19日、ABCの記者とカメラマンが、トム・テート・ゴールド・コースト市長の記者会見に出席を拒否されるというできごとがあった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 テート市長は、バンドールの市議会玄関で記者会見する予定だったが、各社の記者が到着すると記者会見会場の移動が伝えられ、市長の報道担当者が降りてきて、「市長の委員会室で記者会見する。ついてはABC放送以外の者は上がってよろしい」と告げられた。

 「Four Corners」では、ドナ・ゲーツ副市長が、2016年以来30回にわたり、選挙費用を献金した不動産開発業者の開発認可申請を認める投票を行っていたことがあきらかにされた。ゲーツ副市長は、政治献金総額を$174,000近い額と届け出ている。市長、副市長、市議はいずれも不正行為を否定している。

 NSW州法では、不動産開発業者の政治献金は禁止されているが、QLD州法では、政治献金した不動産開発業者の認可申請決議時に退場する必要もなければ、棄権する必要もない。

 しかし、QLD州政府与党の労働党古参議員からは、NSW州法と同じく、開発業者の政治献金を禁止すべきという声が出ている。

 ABC放送の「Four Corners」制作者は、「番組放映前にテート市長の事務室に何度も市長とのインタビューを求めたがすべて断られた。ゴールド・コースト市政は転機を迎えた。市長は自分が話したい相手だけに伝え、ABC放送を排除するという事態になった」と語っている。
■ソース
ABC crew denied access to Gold Coast council media conference

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る