タンブル首相、シャーキーNXT連邦下院議員に警告

「二重国籍の可能性があり、連邦高裁に預けろ」

 連邦議員の二重国籍を禁じた憲法第44条に抵触するとしてすでに5連邦議員が議員失格を言い渡され、辞職しているが、その後も一人また一人と疑惑が出ており、これまで、「公認時に二重国籍の有無を調査している」としていた労働党でも議員の他国籍離脱月日が問題になり始めている。11月10日にはニック・ゼンフォン・チームの連邦下院議員に対して、マルコム・タンブル連邦首相が、「二重国籍の疑いがあるため、問題を連邦高裁に預けるよう」指示したことが伝えられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 レベッカ・シャーキー議員が明らかにしたもので、同議員はイギリスに生まれているが、7月に二重国籍問題が現れた時には、「議員当選前にイギリス国籍離脱手続きを行った」と語っていたが、今回の声明では、「電話で首相が私のイギリス国籍離脱の正確な月日を尋ねた。私が答えたところ、その問題を連邦高裁に預けた方がいいと指示された」と述べている。

 連邦高裁の下した憲法第44条解釈では、「連邦議員立候補届け出最終日以前にオーストラリア以外の国籍を離脱していなければならない」とされている。

 シャーキー氏は2016年4月19日に英内務省宛に国籍離脱届け出を投函し、6月2日に書類受理の返事を受け取っている。さらに6月7日にメイヨー選挙区からNXT公認で立候補届けを出し、6月9日に立候補届け出が締め切られている。6月29日に英内務省がシャーキー氏の国籍離脱を成立させている。7月2日にシャーキー候補の当選が決まった。

 シャーキー議員は、立候補登録締め切りの50日ほど前に国籍離脱届けを出しているが、英内務省が同議員の国籍を抹消したのは締め切り後だった。その間の期間は英内務省の手続きの速さが決め手になるため、シャーキー議員にとって不可抗力ということになり、判断を連邦高裁に委ねる他ないということになる。
■ソース
Rebekha Sharkie advised by Malcolm Turnbull she may have to refer herself to High Court over citizenship

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る