「根も葉もないばかげた発言」とQLD州首相が一蹴
極右政党ワンネーション党のQLD州支部が、「セーフスクール・プログラムで児童が授業で自慰の仕方を教わっている」と発言した。
これに対して、アナスタシア・パラシェイQLD州首相が、「ワンネーション党の発言は不愉快であり、まったく事実無根だ」と反論した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
ワンネーション党のスティーブ・ディクソンQLD州支部党首は、同党の「ドメスティック・バイオレンス政策」擁護発言の中で言及したもので、同党首は、「当選すればセーフスクール・プログラムを廃止する」と語っている。
ディクソン氏は、「ワンネーション党は家族単位を保護する。私達には4年生の子供がいるが、その女子学童が教師から自慰の仕方を教わり、張形の取り付け方を教わっている。これがオーストラリアの現在の問題だ」と発言した。
11月10日にはワンネーション党の候補が自分のセックスショップのフェースブックでセックスとドメスティック・バイオレンスに関して侮蔑的な冗談を書いており、また、ウエブサイトではオーラル・セックスについても下品なジョークを書いていると伝えられており、その問題について、ワンネーション党のポーリン・ハンソン連邦党首は質問を封じ、候補の公認取り消しを拒否したばかり。
パラシェイ州首相は、「開いた口がふさがらない。まったく事実に反するような話を誰かが本気で口にすると言うことだけでも言葉を失う。私は教育大臣と話しており、授業でセーフ・スクールを教えてないことを確認している。
QLD州自由国民党(LNP)は多数の選挙区でプレファレンスを労働党よりもワンネーション党を上に置いている。
■ソース
Premier rubbishes One Nation’s claims children taught masturbation in Safe Schools program