マヌス島難民センター抗議、警官隊ともみ合い

アボット元首相の妹、巻き添えで服破られる

 11月10日、シドニー市レッドファーン駅南に広がるオーストラリアン・テクノロジー・パークで開かれたトニー・アボット議員を支持する自由党政治募金イベントで、豪政府のマヌス島領外難民収容センター問題でアボット元連邦首相とピーター・ダットン移民相に抗議するグループがイベント警備に出動した警官隊ともみ合い、イベントに参加するためにパークに現れたアボット議員の妹のクリスティン・フォースター・シドニー市議がジャケットを破られるという騒ぎになった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 600人ほどのマヌス島収容センターはパプア・ニューギニア政府の決定により、豪政府が閉鎖したが、収容者の難民希望者は行く先の安全が保証されていないことを問題として、移転を拒否している。また、ニュージーランド政府が150人ほどの引き取りを提案しているが、豪政府はこれを拒否している。また、国連は豪政府に対してマヌス島収容センターの人道的措置を要望しているが、豪政府はこれも拒否している。

 フォースター市議は、「グループの男一人が大声で私を罵倒した。私はパートナーのバージニア・エドワーズの腕を取ってその騒ぎから離れようとした。その途端に大騒ぎになった」と語っている。

 さらに、「とんでもない状態だった。不愉快だったし、危険でもあった。みんなけんか腰の恐ろしい状態だった。私は連邦政治家ではないからマヌス島で起きていることは私が何かできるわけではないし、私はシドニー市議で、私の選挙区でこのようなことが起きることを望んでもいない」と語っている。

 「人々は私達に暴力をふるおうとしていたし、私のジャケットを破った。政治的な抗議行動がしたいなら、誰でもどこででも政治的抗議はできるのだから、こんなことをする必要はないのに」と語っている。

 抗議グループの一人は、「マヌス島で起きていることはダットン移民相とアボット元首相に全面的な責任がある。難民をオーストラリア本土に引き取り、オーストラリアの難民として認定すべきだ」と語っている。
■ソース
Manus Island protesters clash with police as Christine Forster gets caught in crossfire

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