ポーリン・ハンソン議員ら$4500の無料旅行届け出ず

グレート・バリア・リーフ・スノーケリング・クルーズに

 2016年11月、ポーリン・ハンソン、ブライアン・バーストン、マルコム・ロバーツらワン・ネーション党3連邦上院議員は、25人を超えるスタッフや取材陣を従え、カタマラン船やグラス・ボートをチャーターしてグレート・バリア・リーフのグレート・ケッペル島付近の珊瑚礁を見学した後、「グレート・バリア・リーフの珊瑚礁の白化は環境保護派の嘘であることを確認した」と発表した。

 しかし、そのグレート・バリア・リーフ視察旅行の経費のうち船舶チャーターなど4,500ドル分がグレート・バリア・リーフの観光に利害を持っているチャーター船会社の無料提供であり、従って政治献金として議員は届け出の義務を負っているにもかかわらず、3氏はこれを届け出なかったことが伝えられている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 2016年11月当時、環境保護派は、「3議員が選んだグレート・ケッペル島のモンキー・リーフ近辺は白化があまり進んでいないところだ」と批判していた。

 フェアファクス・メディアの伝えるところによると、その視察クルーズはチャーター船会社の無料招待で、3議員はロックハンプトンまでの往復旅費を公費で請求している。それ自体は議員の旅行で認められた枠内であり、ハンソン氏とロバーツ氏は旅行手当も請求しているが、クルーズの費用を公費で請求した者はいない。

 フェアファクス・メディアの取材者が、チャーター船の総額を聞いたところ、$4500との答が返ってきた。この場合、3議員で分割しても1人$1500になり、$300という申告免除額をはるかに上まわっている。この寄付申告義務にそむけば「上院侮辱」にも相当する。

 ハンソン上院議員は、この視察旅行の後、フリーダム・ファースト・キャッツ社のマック・アレン氏にフェースブックで感謝の言葉を述べている。

 また、2016年11月当時、アレン氏は、「当社事業にとって白化問題報道はごく一部に過ぎない。グレート・ケッペル・アイランド・リゾートや本土のカプリコーン・リゾートの閉鎖の方がはるかに打撃だった」と語っており、ハンソン議員も、QLD州政府に対して、グレート・ケッペル・アイランド・リゾート再開発計画にカジノ営業許可を与えるよう求めていた。
■ソース
Pauline Hanson fails to declare $4500 Great Barrier Reef snorkelling cruise

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