議員二重国籍問題、遂に労働党議員にも波及

証明書類提出でさらに数人がグレーゾーンに

 12月4日に連邦上下院議員全員の国籍証明書類提出期限が過ぎ、公開された。その結果、労働党議員4人とニック・ゼノフォン・チームの1人が2016年総選挙立候補締め切り時に二重国籍だったことが明らかになった。しかし、労働党は各議員が他国の国籍管轄官庁に国籍離脱届を提出した時点で立候補締め切りまでに十分な日数があり、他国の官庁の事務手続きの遅れは当人の責任ではなく、国籍離脱のために十分な努力をしたとして議員資格有効を主張している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 グレーゾーンにいる議員はジョシュ・ウィルソン、ジャスティン・キー、デビッド・フィーニー、スーザン・ラムの4人の労働党議員と、ニック・ゼノフォン・チームのレベッカ・シャーキー議員。

 ウィルソン議員の国籍離脱が発効したのは立候補届出締め切り日2016年6月9日から20日後のこと。また、キー議員の場合は選挙投票日から9日遅れる7月11日のこと。

 また、スーザン・ラム議員の場合、英内務省は、「同氏が英国籍を離脱したと証明する十分な情報がない」と答えており、一方、これまでにラム議員が提出した資料ではイギリス国籍を持っていることが示されている。

 フィーニー議員は、「2007年10月にイギリスまたはアイルランドの国籍を離脱する書類に署名したことがあり、書類は管轄官庁に送付されたものと信じている。しかし、イギリスの管轄官庁は種類が見つからないと答えており、国籍離脱を証明する書類が見つからなければ連邦高裁に預ける」と語っている。

 シャーキー議員は、2016年4月19日に英内務省に国籍離脱届を送付しているが英内務省は立候補締め切り20日後の6月29日付で国籍離脱証明書を送付している。

 マーク・ドレイファス影の法務長官は、「自由党のノーラ・マリノ、ジェーソン・ファリンスキ、ジュリア・バンクス、ジョッシュ・フライデンバーグ、アレックス・ホーク、アーサー・シノディノス、ロス・バスタ、マイケル・マコーマック各議員もグレーゾーンにあるとしている。
■ソース
Citizenship dragnet puts Labor MPs in the by-election firing line as documents released

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