NSW州、オパール・カードで実質10%の値上げ

運賃体系大幅変更以来週3,000万ドルの収入

 NSW州運輸局の内部文書で、州公共交通機関を利用する乗客がオパール・カードで支払う平均的な乗車乗船運賃が、2016年9月の運賃体系大幅変更以来10%上昇しており、州政府にとっては週3,000万ドルの収入になっていることが明らかにされている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 7月の定期的な運賃見直しはインフレに連動しているが、同紙が情報の自由法に基づいて入手した政府文書では、運賃体系大幅変更以降インフレ率を上回る実質運賃上昇になっていることが示されている。

 2016年の大幅変更の5週間前には、2016年7月3日に政府が2.4%の値上げを行っており、オパール・カードの1回乗車・乗船運賃が$2.16から$2.37に上がった。その後、「同週内に8回の有料乗車・乗船をするとその週内のそれ以降の乗車・乗船は無料になる」という規則を「半額になる」に変更している。

 2017年11月19日までの3週間の数字では、州政府は週あたり平均3,000万ドルの収入になっており、大幅変更以前に比べると16%の増収になっている。

 週8回以上の利用で無料になる特典が切り詰められた結果、2017年6月までの数字で、週のオパール・カード平均総収入は月曜日から木曜日までは25%の増収、金曜日は62%の増収、土曜日は78%、日曜日は108%の増収になっている。

 州議会野党労働党のルーク・フォリー党首は、「この数字で州公共交通機関の平均運賃がインフレーションの5倍以上の率で値上がりしていることを示している。グラディス・ベレジクリアン保守連合州政権下で電力料金、高速道路料金、運賃と生活費が上がり続けているが、州労働者の賃金がほとんど貧血状態だ」と語った。

 しかし、NSW州運輸局は、「それでも、オパール・カードは公共交通機関利用者にとっては便利で安上がりだ」と反論している。
■ソース
Opal creep: average fares rise 10 per cent since ticketing overhaul

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