ケネリー元NSW州首相、連邦上院議席に名乗り

中国スキャンダルで辞職のダスチャリ議員の空席に

 1月17日、シドニー北岸のベネロン選挙区連邦議会下院補欠選挙で落選したクリスティナ・ケネリー労働党(ALP)候補は、先に中国スキャンダルで辞職したサム・ダスチャリ元連邦議会上院議員の空席に名乗りを挙げた。この空席をめぐっては党内で3人の空席指名候補の「醜い争い」があった後、2人のライバル候補が降りたとささやかれている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 上院空席は労働党内のセンター・ユニティと呼ばれる強力な右派が握っており、運輸労組(TWU)の実力者で敬意も受けているトニー・シェルドン、元州首相でカリスマ性もあるケネリー、それにユナイテッド・ボイス労組の職員を務めるタラ・モリアティの3氏で争われていた。

 同日、ケネリー氏は、「本日、労働党には上院空席を埋めるつもりがあることを伝えた。候補として考えてもらえればありがたいし、労働党内でさらに話し合えることを期待している。今後、何日間か、ALPNSW州支部の一般党員や、労働党に近い労組の人々とも話し合いたい」と語っている。

 また、「ALPの指名プロセスを尊重しており、党員や労組加入員とも話し合い、支持を取り付けるつもりだ」と語っている。

 従来、労働党ではこの空席には州支部の書記長が就任することになっている。しかし、現在、州書記長は、女性としてこの職に初めて就任したカイラ・マーネイン氏で、議員候補になるよりも、NSW州選挙戦を戦ってみたいと語っている。

 上院空席に就く候補の締め切りは1月20日で、2月にNSW州議会両院の採決で新上院議員が決まることになる。
■ソース
Kristina Keneally to take Sam Dastyari’s Senate spot

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