極右議員の「ホッテスト100曲」にミュージシャン抗議

JJJが今年からオーストラリア・デーでの発表廃止に

 ABC放送系の若者向けラジオ局トリプルJ(JJJ)が、同局のオーストラリア・デー恒例の「ホッテスト100曲」発表を2018年から同日には行わないことを決めた。これに対して、コリー・ベルナルディ・オーストラリア保守党連邦上院議員が自分で選んだ「ホッテスト100曲」を発表した。

 これに対して、100曲に選ばれた曲のミュージシャンが幾人も「リストからはずしてくれ」とベルナルディ議員との関連を拒否する発言をしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 1月17日、同議員のオーストラリア保守党(ACP)は、#AC100の発表時に、「JJJが今年からオーストラリア・デーのホッテスト100曲の発表をしないことを決めたためにACPが独自にやることにした」として、スポティファイのオーストラリア・アーティストの演奏のみを選び、一般からそれぞれの好きな曲に投票してもらいたいと発表している。

 しかし、サベージ・ガーデンのダレン・ヘイズやヒップ・ホップ・グループのヒルトップ・フーズなどはリストからの削除を要求している。

 ベルナルディ上院議員は、「ミュージシャンからの反応は非寛容な検閲行為だ。オーストラリア国民はすべてアーティストと政治的意見が異なっていても音楽を享受する権利がある。しかし、突然、アーティストらが、自分はあなたとは政治意見が違うので、自分の曲をリストに入れてくれるなと言い出した。これは奇妙で、とんでもない発言だ」と語っている。

 さらに、ホッテスト100曲プレイリストを党のウェブサイトに載せる行為はプレイリストを政治に利用する行為だという批判にも反論している。

 また、「選ばれた曲が演奏される度に印税が入るのだからありがたく思うべきだ」と発言している。

 メン・アット・ワークがベルナルディ議員のリストのトップに来ているが、メン・アット・ワークのリード・ボーカルだったコリン・ヘイがすでにベルナルディ議員に「リストから削るよう」要求している。
■ソース
Cory Bernardi says Savage Garden, Hilltop Hoods should be grateful for spot on his ‘alternative Hottest 100′

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