NSW州5歳未満に無料インフルエンザ・ワクチン

昨冬のウイルスの猛威で児童2人が死亡

 1月23日、NSW州のグラディス・ベレジクリアン州政権は、生後6か月から5歳までの児童はこの冬のインフルエンザ予防シーズンに無料でインフルエンザ・ワクチンを受けられるようにすると発表した。保護者は児童1人あたり$50のワクチン経費を免除される。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ベレジクリアン州首相は、「4月から40万人の児童が予防接種を受けられる。これまで多くの幼い子供が危険な状態になることが多かった。インフルエンザは命にかかわる病気であり、できるだけ防がなければならないと思う。6か月から5歳までの子供に無料インフルエンザ・ワクチンは保護者にとっていい話であり、是非とも利用してもらいたい」と語っている。

 NSW州では2017年の冬に5歳以下の児童に12,000人のインフルエンザ患者が出ており、うち2人が死亡している。この数字は統計で把握できた患者であり、実際の患者数ははるかに大きいと見られている。そのため、州政府は350万ドルの予算でワクチンを用意するとしている。

 NSW州政府のケリー・チャント首席医務官は、「これまでワクチン接種率は低かった。無料にすることで障害の一つを取り除いた。また、これまで患者が薬局でワクチンを購入し、GPに持って行って注射を受けるという手間のかかる手続きだったが、これも診療所の冷蔵庫にワクチンを常備し、GPに行ってその場で注射が受けられるようにする」と語っている。

 4月から出回るワクチンはA型とB型のそれぞれ2種の株を選んだ4種のインフルエンザ・ウイルス株を対象としている。
■ソース
Free flu shots for NSW children under five after ‘horror’ season

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