コンスタンス運輸相、フェリー・マクフェリーフェース改名

最初の命名に批判集中で、メイ・ギブズを新名称に

 シドニー鉄道の混乱で窮地に立たされているアンドリュー・コンスタンスNSW州運輸相だが、今度はシドニー・ハーバー・フェリーの船名命名で人気投票の結果、フェリー・マクフェリーフェースを選んだと発表されていたが、これが虚偽だったという報道が現れ、結局、オーストラリアで長年親しまれてきた絵本作家、メイ・ギブズ氏にちなんだ改名を決めた。

 1969年に亡くなったギブズ氏は子供の絵本の作家として知られ、特にガムナッツ・ベイビーやスナグルポット、カドルパイなどオーストラリアの動植物を描いたイラストは代表的なオーストラリア文化の一つとして繰り返し用いられている。

 2016年、6隻の新型フェリー船体命名で5隻まではフレッド・ホローズ、ビクター・チャン、ペムルウィなどオーストラリアの偉人の名前が選ばれていたが、6隻めの命名を市民の人気投票で決めることになった。ところが問題のフェリー・マクフェリーフェースはトップ・シックスにも入っていなかったとの報道が1月30日付で現れた。しかも、コンスタンス運輸相がフェリーの名称をフェリー・マクフェリーフェースと発表した時も非常に反対意見が多かった。

 その報道によれば、クリーンナップ・オーストラリア創始者のイアン・キアナン氏の方が得票数が多かったとされている。この報道に対してコンスタンス運輸相は、「最初にどんな名前でも募集した段階でフェリー・マクフェリーフェースは229票、イアン・キアナンは17票だった。だから、イアン・キアナンは最終選考に残らなかった」と語っている。

 しかし、野党労働党のジョディ・マケイ議員は、「コンスタンス運輸相の説明はまったくのウソだ。フェリー・マクフェリーフェースは最終選考に残らなかった」と反論している。コンスタンス運輸相は、「最終選考に残ったのはボーティ・マクボートフェースだったが、これはイギリスの新調査船の名前だ。同じ名前をつけるわけにはいかないのでフェリー・マクフェリーフェースにした」と語っている。

 フェリーの船体は船籍登録名は「エメラルド6」で、夏休みに「フェリー・マクフェリーフェース」の看板を掲げた。しかし、夏休みが終わり、メイ・ギブズと改名する、と運輸相は発表している。
■ソース
Ferry McFerryface gets name change amid questions over popular vote

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