NSW州でウーバー、タクシー乗車ごとに$1特別税

タクシー・ライセンス保持者への補償を看板に

 2月1日より、NSW州内の人口稠密地域ではウーバーなどの自家用車乗り合いやハイヤー、タクシーに乗るごとに乗車賃に加えて$1の臨時特別税とGSTが加算される。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この特別税はウーバーを合法化する条件として打撃を受けるタクシー業界への補償総額2億5,000万ドルを補填するもの。ただし、この特別税を乗客に転嫁するか、輸送サービス・プロバイダーが自分で負担するかを決めることができる。

 ただし、ウーバー業界では、乗客がこの新税を負担することになるとしており、「この時限特別税が不公平と考えるならアンドリュー・コンスタンス運輸相に自分達の声を届けよう」と働きかけている。

 この臨時特別税は、2015年12月にNSW州政府がウーバーを合法化する際に条件として発表していたもので、NSW州はACTに続いて国内では2番目にウーバーを合法化したが、タクシー業界は、「ウーバーに対してタクシーは不当な負担をかけられており、ウーバーのためにシェアを奪われている」と反発していた。

 この特別税は最大5年間施行されるが、ウーバー側は、「この特別税が発表されてから2年も過ぎて突然施行したのはどういうわけだ。ウーバー参入でむしろ業界全体のパイが大きくなっており、タクシー需要は安定しているし、ライセンスの価値も回復してきている」と州政府の意図を計りかねている。

 この臨時特別税が課せられるのは、NSW州東部一帯と内陸の人口稠密地区であり、西部の人口希薄な地域は、ブロークン・ヒルとウエントワースを除いてこの特別税を課せられない。
■ソース
A $1 tax on NSW Uber and taxi rides starts Thursday

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