「恥さらしな怠慢、責任者は即刻クビだ」

タンブル連邦首相、保守連合政権下の事件に激怒

 連邦議事堂の首相に近い省の事務室から中古販売業者に引き渡され、カギもなくロックされていたため格安で売却されたファイル・キャビネットからトニー・アボット前首相時代までの機密書類が発見された事件は、保守連合政権下で政府部内の機密書類の扱いに疎漏があったことを意味しており、オーストラリアの友邦に与える印象までが取り沙汰されている。

 マルコム・タンブル連邦首相はこの不手際に激怒しており、「このような恥さらしな怠慢の責任者は即刻クビだ」と語っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 一市民がファイリング・キャビネットを購入してドリルで錠を壊して中身が政府の機密書類であることに気づいてABC放送に持ち込んだ。ABC放送は機密書類の中から国家安全保障に関わらない内容で、まだ一般に知られていない情報を報道し、機密書類を入手したことを明らかにした。その結果、現在はABC放送が入手した書類は政府の国内情報機関、ASIOの管理下に移されている。

 一方、首相内閣府のマーチン・パーキンソン事務次官が、問題のファイリング・キャビネットの書類は首相内閣府から出たものであることを明らかにした。

 消息筋は、今回の機密破綻問題は、「ファイブ・アイズ」パートナーと呼ばれるアメリカ、イギリス、カナダ、ニュージーンランドという英系5か国の4か国で「噂のタネ」になるだろうと語っている。

 ABC放送は、今回の情報源を秘匿することを条件にファイリング・キャビネットの返還に同意した。
■ソース
The Cabinet Files: Malcolm Turnbull says public servants should be sacked for ‘disgraceful negligence’

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