拳銃構え、緑党議員に向けてダーティ・ハリーの真似

国民党超保守議員、またもお騒がせのフェースブック

 緑の党議員にはしばしば脅迫が来ることはしばしば報道されている。今回もQLD州の炭鉱開発問題で脅迫が殺到していることが伝えられているが、そのさなかに超保守で知られるジョージ・クリステンセン国民党議員が自分のフェースブックでダーティ・ハリーを真似て拳銃を構え、緑の党を威嚇する写真を投稿した。

 緑の党議員の訴えを受理した連邦警察(AFP)は、クリステンセン議員の投稿を捜査するかどうかを検討中と報じられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 写真でクリステンセン議員は拳銃を構え、キャプションに”You gotta ask yourself, do you feel lucky, greenie punks?”と書き込んでいる。映画ではダーティ・ハリーは負傷して倒れている賊がそばに落ちている散弾銃に手を伸ばそうとしているのに対して散弾銃を取り除こうとせず、自分の拳銃を向け、「もう1発残っているかな? 全部射ち尽くしたかな? ここは一つ運を賭けてみるか? ええ、パンクさんよ?」と脅す。賊が抵抗をあきらめると、ダーティ・ハリーは賊に向けて拳銃を構え、引き金を引く。「カチッ」と音がするだけで、全弾射ち尽くしていたという筋書きになっている。

 クリステンセン議員は、ハリーの「パンク」を「緑の党のパンク」と付け加えただけでそっくりそのまま使っている。

 リチャード・ディ・ナタリ緑の党党首は、「写真とコメントをおぞましいと思ったからAFPに届け出た。この写真でジョージ・クリステンセンは、自分と意見の異なる人々に対して暴力を使っていいんだとそそのかしている」と語っている。

 マルコム・タンブル連邦首相は、「投稿は非常に不適切な内容。そのことを言われて、クリステンセン氏は投稿を削除した。AFPに訴えが行ったことは知っている。警察が存分に調べればいいことだと考えている」と語った。

 一方、射撃友好議員団メンバーのイアン・グッディナフ自由党議員は、「ジョージは軽い気持ちでダーティ・ハリーの真似をして冗談を言っただけだろう。彼は誰かを脅したわけではない。今回の事件は、ポリティカル・コレクトな現状で微妙な銃砲問題にからめてユーモアに対してつまらない言いがかりをつけただけだろう」と擁護論を展開している。

 セーラ・ハンソン=ヤング緑の党議員は、「フロリダ州で17人の生徒が殺害される事件が起きたばかりの時にクリステンセンの投稿は悪趣味だ。しかも、私がクリステンセン議員の投稿を批判してすぐに脅迫のメールを受け取った。セクシストな内容で私を射ってやると脅す内容だった」と語っている。

 QLD州警察も通報を受けたが、「投稿内容は犯罪を構成しない」と捜査を拒否している。
■ソース
AFP considers whether to investigate George Christensen over ‘greenie punks’ photo

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