「私の人形を焼くような者がいればシバキ上げてやる」

フン・セン・カンボジア首相、シドニー会議を前に発言

 3月にシドニーで開かれるASEAN-オーストラリア会議を前に、フン・セン・カンボジア首相は、「会議期間中に自分の人形を焼くような者がいれば家まで押しかけていってシバキ上げてやる」と発言した。

 フン・センはポル・ポト指揮下のクメール・ルージュ・メンバーを手始めに、同組織を脱けるとベトナムに逃れ、ベトナムのカンボジア介入でカンプチア戦線政権に入り、1985年から同国の首相を務めており、世界最長の首相在任記録を作っているが、政敵はしばしば逮捕され、刑務所に入れられる。

 3月17日18日の会議では、カンボジア系市民や永住権者らがフン・セン首相に対する抗議行動をすることが予想されているが、フン・セン首相は、「私がオーストラリアを訪れるのはオーストラリアの名誉であることを忘れてはいけない。彼等が私の人形を焼くようなら、家まで追っかけていってシバキ上げてやる」と語った。

 同首相がプノン・ペン・ポストのインタビューで語ったもので、「メンバー国からのプレッシャーがあれば、自分はサミットをボイコットするか、共同声明に拒否権を行使する」と語った。

 また、同紙は、同首相が、衣類工場労働者を前にしての演説として、「フン・センの出席がなければASEANもなし。7月29日に予定されている選挙で忙しくなるから会議を欠席するかも知れないが、そうなるとオーストラリアは会議を開くこともできない。合意がなければ不可能だ」と語っている。

 野党CNRPのケム・ソカ氏は2017年9月以来反逆罪容疑で投獄されたままになっており、カンボジア民主化は大打撃をこうむっている。与党内古参メンバーのディス・マンティ首席判事は118人の野党メンバーを今後5年間政治にタッチしてはならないと判決を言い渡している。
■ソース
Cambodian PM Hun Sen threatens to ‘beat up’ protesters outside ASEAN-Australia Summit

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