連邦議事堂のセキュリティ・ボラードで公用車5台破損

議事堂管理庁が設置装置調査を外部機関に依頼

 連邦議事堂周辺に新設したセキュリティ・ボラードがこれまでに公用車5台を破損させており、議事堂管理庁(DPS)が同防犯装置の調査を$27,000の費用で外部機関に依頼していたことが明らかになった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 セキュリティ・ボラードは駐車場や歩道と車道の間に設置されている鉄柱のようなものだがもっと太い柱が機械で瞬時に上下するようになっており、議事堂の屋根に突入する車をここで大破させてでも防ぐようになっている。

 その自動作動のセキュリティ・ボラードが、セキュリティ改善作業中に手動モードに切り替えられていた数ヶ月の間に運転手付きの連邦公用車(コムカー)3台、連邦警察車(AFP)1台、DPSメンテナンス用車両1台を大破させている。そのため、DPSが6か月の期限で調査を依頼したというもの。

 上院予算委員会で証言したDPSのポール・クーパー氏は、「この一連の事故はヒューマン・エラーと考えられる。破壊したというのは大げさだ。上院下院のスリップ・ロードに設置されたボラードが車に当たっただけだが、事故が続いたので第三機関に調査を依頼した。4月か5月には最終報告書ができあがるはずだ」と証言した。

 また、自動車破損の被害額がどれほどになるのか、また誰が修理費を負担するのかが明らかになっていないが、DPS側は負担するつもりのないことを明らかにしている。また、DPS内部で事故調査ができないという証言に対しては与野党議員とも不信の意を明らかにしている。

 2014年、銃を持った男が戦没者慰霊碑の警備兵を射殺し、カナダの国会議事堂内で乱射し、警備員に射殺された事件以後、キャンベラの連邦議事堂周辺は大幅な警備強化が行われており、セキュリティ・フェンスや防犯カメラの設置なども大規模に進められている。
■ソース
Parliament security bollards damage 5 cars, review ordered

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