「QLD州北部の浸水道路通行止めは安全ナチ」

奇矯な発言で有名なカッター議員が久々の発言

 QLD州選出のボブ・カッター連邦下院議員はしばしば奇矯な発言をすることで知られていたがここしばらく目立った発言がなかった。3月16日、そのカッター議員が久々に、「QLD州北部の水害地域で浸水した道路を通行禁止にするのは行き過ぎでバカげていて無責任だ」と発言し、久々に注目を浴びている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 水害の度に各地の警察、地方自治体緊急救援局は、浸水した道路を突っ切ろうとして難に遭った人々を救うために危険を冒しており、繰り返し、「道路が浸水していれば突っ切ろうと思わず引き返す」よう呼びかけている。それでも、洪水を突っ切れると考える人は跡を絶たない。

 カッター連邦議員の発言に対して、QLD州政府のクレーグ・クロフォード緊急救援担当相は、「マッドネス」とあきれている。

 カッター議員は、「過去の水害でも先日の水害でもバカげて無責任な道路閉鎖のため、QLD州経済は立ち往生している。QLD州北部ではもっともばかげた道路閉鎖が行われており、ひっきりなしに電話がかかってくる。こんなことはもうやめてほしい。道路に20センチほどの水がたまり、流れてもいないのに通行止めになることを言っているのだ。権力は、住民に向かってあれこれと指図し、住民を守っているのだという。QLD州北部ではちょっと雨が降ると安全ナチズムが健在だ。州北部の経済を完全にストップさせる権利などないことにn気づくべきだ」と語った。

 同時に、「道路閉鎖が必要な場合もあるし、警察や救援局がばかなドライバーを救助するために危険を冒していることは知っており、賞賛に値する」と語っているが、カッター議員の批判のきっかけは、カッターのオーストラリア党ヒンチンブルック選出のニック・ダメット議員がインガムで洪水の中を突っ切ったために$150の罰金を言い渡されたことだとして、「その罰金が正当だったのか不当だったのか自分は知らない」と語っている。

 クロフォード大臣は、「ボブが何を考えているのかまったく分からないが、とても連邦長老議員の発言とは思えない。道路閉鎖は安全第一の理由であり、それ以外に理由はない。道路が閉鎖されていれば、幹線道路局か地方自治体の道路技術者が安全に心配があるからで、安全確認ができれば通行止めは解除される。どこでも自治体の長や技術者、助役は不眠不休で復旧に努力している。今回の水害で一人の死者も出していないし、これからも出ないと確信している」と語っている。
■ソース
Flooding road closures in north Queensland ‘stupid’ and ‘safety Nazism’, Bob Katter says

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