元労働党党首から駐米大使を経て州総督に

WA州生え抜きの政治家二世キム・ビーズリー氏

 WA州出身のキム・ビーズリー氏がケリー・サンダーソン氏を継いで第33代WA州総督に任命された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ビーズリー氏は、ボブ・ホーク、ポール・キーティング労働党連邦政権時代に大臣を歴任したが、労働党党首時代には遂に政権を執ることがなく、党首のままで終わっている。父親のキム・ビーズリー・シニアもWA州出身の連邦政治家でゴフ・ウィットラム労働党政権で大臣を務めている。また、叔父のシド・ビーズリー師は1942年に日本軍が徴用していた輸送船のモンテビデオ丸が1000人を超える米豪捕虜を載せてフィリッピン近海を航行している時に米軍潜水艦の魚雷で撃沈された際に命を落としている。

 政界引退後、これまでに駐米大使を務めた他、数多くの政治関係の職を歴任している。また、サンダーソン氏は2014年に州総督に任命され間もなく任期が終わろうとしている。

 マーク・マクガワンWA州首相は、「ビーズリー氏はWA州でももっとも尊敬される市民の一人」と形容し、マクガワン州首相の推薦をエリザベス女王が裁可することによって公式に州総督、WA州におけるエリザベス女王の代理に任命された。

 任命式は5月1日に行われ、そこで宣誓を行うことで州総督に就任、年期は4年。

 マルコム・タンブル連邦首相は、ビーズリー氏に祝いの言葉を述べ、「きわめて優れた選択だ」と語った。

 ビーズリー氏は、「WA州民のために奉仕できることは身に余る光栄」と語っている。
■ソース
Kim Beazley named new governor of WA, capping distinguished career for ex-Labor leader

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