「クリスマスまでに支持率を回復するか辞任するか」

バーナビー・ジョイス議員がタンブル首相に通告

 2015年9月15日にマルコム・タンブル現首相は、トニー・アボット前首相に迫り、「連続30回の世論調査で保守連合支持率が労働党支持率を下回った」責任を追及し、自由党議員会議で保守連合リーダーの座と連邦首相の座を奪い取った。

 しかし、マルコム・タンブル首相の下で与党保守連合支持率が労働党支持率を連続30回の世論調査で下回り続けた。また、これまでもアボット議員はしばしば保守連合政権の政策とかけ離れた政見をメディアに語るなどしてしばしば「リーダー復帰を狙っているのか?」と騒がれている。今回の世論調査結果を見越したジョン・ハワード元連邦首相も、「小異を捨て大同につけ」と保守連合内部の抗争に警告を発している。

 4月9日には、先ほど女性問題で閣僚の座を去り、バックベンチに下りたバーナビー・ジョイス前国民党党首保守連合副リーダーが、「タンブル首相は今年のクリスマスまでに世論調査で保守連合支持率を挽回できなければリーダーの座を去ることも考えるべきだ」と語った。

 オーストラリアン紙が掲載した世論調査結果では、「二党択一」の質問で労働党支持率が52%、保守連合支持率が48%となっている。

 しかし、タンブル首相はこの世論調査結果を一笑に付し、「2019年の次期連邦選挙では必ず勝利する。最近のSA州とTAS州の選挙結果と世論調査結果から世論調査の信頼性が低くなっている」と語った。

 これに対して、スカイ・ニューズに出演したジョイス議員は、タンブル首相について、「これが有権者の現在の心情だと信じるなら、党を、政府を崖から突き落とさないことが義務だ。また、今年のクリスマスに向けて、周囲の者にどうすればいいと考えているのか聞いて回ればいい。マルコムはバカじゃない。自分で分かっているはずだ」と述べている。

 4月9日朝、タンブル連邦首相は、「2015年にアボット氏に向けて世論調査連続30回の低支持率の責任を問うたことを後悔している」と語った。
■ソース
Barnaby Joyce calls on Malcolm Turnbull to improve by Christmas or consider giving up the leadership

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