22%の子供が三食満足に食べられない貧困水準

VICフードバンク、1000人の保護者対象に調査

 VIC州で貧困世帯に無料で食料を提供する団体、フードバンクが委託して1000人の保護者を対象に実施した調査で、過去1年間に家族の食べる食料が全くなくなる経験をした15歳未満の児童は全体の22%にものぼることが突き止められた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 中には空腹を紛らわすために紙を噛んでいた子供もいる。

 また、1週間に一度は朝食を摂らずに学校に行く児童も5人に1人の割合で存在し、10人に1人は1週間に一度は一日中何も食べないことがある。

 同団体のデーブ・マクナマラCEOは、「このような悲しい事態は私達のこの社会が告発されているものだ。社会でもっとも弱い立場にいる子供達、私達の将来を担う子供達が苦しんでいる。こんなことは間違っている。しかも、報告書は、大人よりも子供の方が空腹に苦しんでいることを示している」と述べている。

 また、11%の子供が1週間に一度は夕食なしでベッドに入っており、1週間に一度は何も食べない子供が9%にものぼっている。また、29%の親が、子供に食べさせるために自分は食事抜きという経験をしている。

 マクナマラCEOは、「これは作り話ではない。レークス・エントランス地区での学校朝食プログラムにおいて聞き取りした調査だ」と語っている。

 また、ジーロング食料救済センターのコリン・ピーブルズCEOは、「過去3年間でセンターに来る人が急増している。木曜日の午後には7歳の女の子がフードバンクにやって来て、5日間何にも食べていないんだと言っていた。住宅ローンと生計費上昇のプレッシャーで初めてフードバンクに来たという人が増えている」と語っている。

 マクナマラCEOは、「これは政府が取り組むべき問題だ」と述べている。
■ソース
Australian children going hungry, report finds, with one in five kids missing meals

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