元オーバーン副市長、選挙法違反有罪21か月禁固

大量にニセの選挙人登録申請で得票稼ぐ

 2012年のNSW州地方自治体選挙でニセの住所を使ってオーバーン市の選挙人を大量に水増しし、自分の得票数を増やしていた容疑で公職選挙法違反で起訴されていたサリム・メハジェ元オーバーン副市長に対して有罪の評決が出ていたが、21か月の禁固が言い渡された。11か月で仮釈放申請することができる。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 当時のオーバーン市議会は市長、副市長など多くの市議が不動産開発業関係者で疑惑がもたれており、少数の市議の内部告発などから遂に州政府が市議会を解散させる事態になった。

 また、派手な結婚式で世間の注目を浴びたメハジェ元副市長はそれ以降、数々の不正行為、暴行事件、負債などで常に複数の訴訟に巻き込まれていることが報道されている。

 公職選挙法違反有罪で控訴を決めているが、控訴期間中の保釈申請も拒否された。

 2012年7月、メハジェ被告人とその家族は、わずか1時間の間にメハジェの立候補した地区で豪選挙管理委員会(AEC)に77人分の選挙人登録申請を行った。このように大量の選挙人登録申請が来たことをAEC職員が不審に感じ、調査が行われた。その結果、申請用紙には選挙地区内のニセの住所が使われ、また50件については完全に偽造だった。

 メハジェの妹、ファティマ・メハジェも同じ事件で起訴されていたが、有罪を認めており、22日、兄より先に開かれた裁判で有罪判決を受けたが2か月の執行猶予が付けられた。

 選挙人規則では市議選挙候補者は、立候補する選挙区に居住するか、または選挙区内に不動産を持っていなければならず、その選挙区で自分が投票できるように登録していなければならない。しかし、2人が登録したオーバーン市内の住所には住んでいないかった。
■ソース
Salim Mehajer sentenced to 21 months’ jail for electoral fraud

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