NSW、オフ・ザ・プラン住宅不動産購入者にも保護

州政府がこれまでの法の欠陥を埋める法案提出に

 アパートメント・ビルの建築計画の段階で個別アパートの設計仕様に基づいて購入契約をした場合、「予定は未定」であり、ビルが完成して入居してから設計仕様と違っていても購入者を保護する法律が完備していないといわれている。

 ABC放送(電子版)は、現実に「購入時の話と違っていた。板床を注文したのにタイル貼りになっていた。電気器具は働かない。ブラインドが取り付けられておらず、物干しロープとバーベキュー・エリアも契約時の話とは違ってどこにもない。それでも、契約時に自分達を業者の違約から守ってくれる法律がないことを後で知った」という不動産購入者の経験談を紹介している。

 NSW州のグラディス・ベレジクリアン保守連合政権が今年後半の提出を予定している法律によれば、購入者は契約前に設計計画のコピーを受け取り、入居前の点検で設計計画と違っていれば契約を取り消し、または補償を要求できるようになる。また、クーリング・オフ期間も10営業日に延長される。

 ビクター・ドミネル金融・サービス・不動産担当大臣は、「開発業者は、設計計画から変更があった場合には購入者に通知しなければならない」と語っている。

 「Owners Corporation Network」もこの法案による改革を支持しており、Real Estate Institute of Australiaのマルコム・ガニングNSW州会長も支持している。

 NSW州政府閣僚は、「この法案が通れば、現状の契約交渉時に購入者の方が不利という不平等が是正される。現在、開発業者が金を握っており、購入者はすでに業者に購入代金を支払った後だから金を持っている業者を相手に戦うことも難しい。改革法案が通過すれば、オフ・プランの物件を購入することにももっと安心できるようになる」と語っている。

 この法案は9月に州議会に提出される予定。
■ソース
NSW property buyers to get greater protection for off-the-plan purchases under proposed laws

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