豪空軍、70億ドルで米からドローン6機購入計画

航続24時間能力で大陸周辺海域の対潜哨戒

 オーストラリア政府は70億ドルの予算でドローン(無人遠隔操縦偵察機)6機をアメリカのメーカーから購入する計画を発表した。

 このドローンは24時間を越える航続能力があり、大陸周辺海域で上空から哨戒や敵潜水艦の索敵を行う。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 大陸周辺海域の哨戒では外国軍艦、違法漁業、人間密輸船の発見などを行い、このドローンで集められた情報はUKUSA協定国、ファイブ・アイズやエシェロンの名でも知られるアメリカ、イギリス、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアの英系5か国の間で共有される。

 この日、マルコム・タンブル連邦首相は、「6機の無人遠隔操縦機の第1号に14億ドルを支出する」と語ったが、トリトン・ドローン1号機が就役するまでに5年待たなければならない。

 就役後は南シナ海上空哨戒が主な舞台になると考えられているが、長距離飛行向けの設計になっており、インド洋から太平洋、さらに南極海までかなり広い地域を連続飛行することができる。

 クリストファー・パイン国防産業相は、「わが国の海域で誰が活動しているかを察知し、脅威があれば直ちに対応できる態勢は重要だ。トリトンは東南アジアから南シナ海までの地域の監視をすることが可能だ。特に南シナ海は公海としてこれまで通り、船舶でも航空機でも自由に航行する権利があることを改めて強調しておく」と述べている。

 また、6機のドローンはSA州のエディンバラ空軍基地に配備され、米軍と緊密な作戦行動ができるように設計される。ただし、哨戒のみが目的であり、武器類は搭載しない。

 2016年の国防白書ではトリトン7機の購入計画が記載されていたが、政府は6機の購入計画を発表した。

 メーカーはアメリカのノースロップ・グラマン社で、70億ドルにはトリトン開発、製造、保守で米海軍との合同プログラムの経費2億ドルも含まれている。
■ソース
New Air Force spy drones to monitor South China Sea, fleet of six planes to cost $7 billion

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