ロングマン選挙区の自由国民党候補謝罪

ルーゼンバーグ氏、「従軍記章記録はミス」

 QLD州ブリスベンの北方、ロングマン連邦選挙選挙区は選挙の度に自由国民党と労働党が入れ替わっており、連邦議会の勢力を決める上でも重要な選挙区になっている。

 この選挙区はスーザン・ラム労働党議員が二重国籍問題で議員資格をうしなったために選挙のやり直しで7月28日に補欠選挙が行われる。

 しかし、国籍離脱手続きが以前に済んでいるラム労働党候補に対するトレバー・ルーゼンバーグ自由国民党候補が戦闘での功労として授けられたとする従軍記章について疑義が持ち上がり、ルーゼンバーグ候補が、「QLD州議会の記録で豪軍従軍記章を授けられたとしているのは誤りだった」と認める結果になった。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 問題の記章は、軍役や平和維持活動に従事したことに対して、参謀長の推薦に基づき、連邦総督が授与することになっている。

 ルーゼンバーグ氏は豪空軍の伍長を務めたことがあり、航空地上整備士の訓練を受けていた。7月17日、ルーゼンバーグ候補はニューズ・コープ・メディアに、「迷惑をかけたことを謝る。意図して間違った経歴を届け出たわけではない。制服を尊敬しており、自分が得たわけでもないものを得たと主張することはできない」と語っている。

 ロングマン選挙区の応援演説に来ていたマルコム・タンブル首相は、「彼は罪のない間違いをした。自分の間違いで恥をかいたし、謝罪もした。受けた記章の名前を間違えただけだ」と擁護している。

 1903年の「防衛法」は、「従軍勲章を偽った場合、懲役最高6か月と規定している。QLD州議会ウエブサイトのルーゼンバーグ氏の経歴は7月17日に訂正されており、氏が授かったのは豪従軍記章ではなく、豪防衛記章だったとなっている。

 2018年5月、WA州のバリー・アーバン下院議員は、イギリス従軍勲章を授かったという主張を含めていくつかの経歴について詐称したとして委員会が議会追放を勧告したが、アーバン議員は辞職している。
■ソース
LNP Longman candidate Trevor Ruthenberg says war medal claim was ‘error’

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