「オーストラリアは国旗を変えるべきだ」とNZ首相代理

「その国旗は私達の国旗の模倣だ」

 ジャシンダ・アーダーン・ニュージーランド首相が産児休暇を取っている間、NZ首相臨時代理を務めているウィンストン・ピーターズ副首相が、「オーストラリアの国旗はニュージーランドの国旗を真似たもの。オーストラリアは国旗を独自のデザインに変えるべきだ」と発言した。

 ニュージーランドとオーストラリアの政治家は昔からことあるごとにライバル意識むき出しの舌戦を繰り返してきた。今回は、豪連邦政府のピーター・ダットン内務相がニュージーランド国籍の犯罪者をニュージーランドに強制送還していることで、容疑者がオーストラリアの裁判所で裁かれる前に強制送還されることをピーターズ臨時首相代理が批判していた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 ニュージーランドでは、2016年に国旗のデザインの変更が国民投票にかけられ、従来の国旗を維持することが決まった。マオリの父とスコットランド系の母を持つウィンストン・ピーターズ氏は元は国民党で現在はポピュリスト政党のニュージーランド・ファースト党に属している。保守系の同党は国旗変更に強く反対していた。

 ニュージーランドの現在の国旗は1902年に制定され、星の色と数が少し異なるオーストラリアの国旗は1954年に制定されている。ただし、オーストラリアの現在の国旗の最初のデザインは1901年に選ばれており、ニュージーランドの国旗に真似たとはいえない。

 容疑者強制送還について、先週のABCTV時事番組「Foreign Correspondent」に出演したピーターズ首相臨時代理とアンドリュー・リトル司法相がオーストラリアの追放政策を批判し、ピーターズ氏は、「外国にいる間はその国の法律に従うことが期待される。しかし、その国から追放される前にその国の法律で裁かれるベきだろう」と語っている。
■ソース
Change your flag, Australia, says NZ’s acting PM

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