補欠選挙、労働党4選挙区で全勝

1選挙区は中道連合候補が元外相の娘を下す

 7月28日の連邦議会5選挙区の補欠選挙投票は、即日開票の結果、労働党議席だった4選挙区で労働党候補が当選し、また、中道連合議席だった1選挙区でも中道連合が当選した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 いずれも保守連合候補を破っており、もともと政権党にとって不利といわれる補欠選挙だが、1選挙区を除いてはいずれも当選候補が二重国籍問題で連邦裁から議員当選無効の判決を受けて辞職した結果の補欠選挙だったことから労働党不利の予想もあったが、いずれも前回より得票数を伸ばしている。

 労働党はTAS州のブラッドン、QLD州のロングマン、WA州のパース、フリーマントルの4選挙区、中道連合はSA州のマヨ選挙区で勝利している。

 ビル・ショーテン労働党党首は、この日を「労働党にとってスーパー・サタデー・ナイト」と呼び、この勝利を次回連邦総選挙での労働党政権奪取への一里塚にしようと宣言した。

 マヨ選挙区は中道連合のレベッカ・シャーキー候補が大政党離れの票を集め、アレグザンダー・ダウナー元保守連合政権外相の娘のジョージナ・ダウナー自由党候補を破っている。

 ブラッドン、ロングマン選挙区は接戦になるとの予想が流れ、この2選挙区で労働党が敗れればショーテン氏のリーダーシップも問われると見られていた。しかし、現実にはロングマン選挙区でスーザン・ラム労働党候補が以前より得票数を伸ばして圧勝している。そのため、エド・ヒューシック労働党連邦フロントベンチ議員は、「ピーター・ダットン、ミシェル・ランドリー、ロス・バスタ、バート・バン・マネン、ジョージ・クリステンセンら自由国民党議員も2019年総選挙では苦戦するだろう」と予想している。

 ブラッドン選挙区では、まったくの無所属新人、クレーグ・ガーランド候補が政党離れの有権者の票を集めており、プレファレンス票を労働党に与えたためにジャスティーン・ケイ労働党候補が再選された。

 WA州のフリーマントル選挙区は、自由党が勝ち目のない選挙区に候補を立てておらず、ジョシュ・ウィルソン労働党候補が再選を果たした。

 パース選挙区は、ティム・ハモンド労働党議員が一身上の理由で辞職したため、パトリック・ゴーマン候補が労働党地盤を継いだ。ここでも自由党は候補を立てなかった。
■ソース
Labor celebrates by-election wins in Queensland, Tasmania and WA, Centre Alliance holds Mayo against Downer challenge

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る