エマ・ハサー労働党連邦議員、次期選挙不出馬

イジメ、職員私用などの疑惑の渦中から

 元職員からブリーイングや公費で雇用されている自分の職員に私用をさせたなどの批判を受けているエマ・ハサー労働党下院議員は、労働党が外部機関に調査を委託しているが、その結果を待たずに「次期選挙に出馬しない」と発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ハサー議員はシドニー首都圏西部リンゼー選挙区選出議員で、2016年の連邦選挙で4.1%の労働党得票増でフィオーナ・スコット自由党議員を破った。2016年11月、議会での2度目の演説でドメスティック・バイオレンスの被害歴を明らかにした。しかし、議員事務室職員の移り変わりが激しく、2018年7月に職員に対するブリーイングや職員に犬の散歩を任せたり、子供の送迎をさせたという不祥事の疑惑が指摘され、労働党が内部調査を開始していた。

 ハサー議員はチャネル・ナインのインタビューに答え、「苦悶の末にこの決定をした」と語っている。

 先週には労働党幹部党員が、「容疑が実証されるかどうかにかかわらず、ハサー議員が次期選挙に出馬当選することは難しい」と語っていた。

 ハサー議員は容疑を否認していたが、「人々が一斉に攻撃してくるため、もうたくさんだと思うようになった。残念なことだが次期選挙には出馬しないことを決めた」と語っている。

 ビル・ショーテン労働党党首は、「ハサー議員の決心を尊重する。これまでの何週間かは彼女にとっても彼女の家族にとっても大変だったと思う」と語っている。

 ハサー議員は、「最近は、私の生命を脅かす脅迫もあり、私の子供達をオンラインでトロルする人達もおり、メディアは四六時中私の家の周りに車を停めている。子供達のことが心配だし、私自身も悪夢のようだ」と語っている。

 報告書は8月10日に提出されることになっているが、ハサー議員は、「自分の社会的評価が匿名の顔も見せない人達のために完全に引き裂かれてしまっているのに報告書を待つ理由はない」と語っている。
■ソース
Emma Husar won’t recontest marginal seat for Labor at next election

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