モリソン新首相が新内閣人事を発表

ダットン議員は内務相留任ながら管掌削られる

 8月26日、スコット・モリソン新連邦首相は新内閣の顔ぶれを一部発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ジュリー・ビショップ氏が外相辞任の辞表を出した後、マリス・ペイン前国防相が外相に指名された。

 今回の政変の引き金となったピーター・ダットン前内務相は留任するが、内閣でも最大の権力をダットン氏に与えることになった複合省の内務省から移民省が再び分離され、デビッド・コールマン氏が同省に就任した。

 モリソン新首相は、「閣僚は政府の安定を確保することと、今回の政変で亀裂の入った自由党を再度統一することを念頭に置いて人選している」と語った。

 ジョッシュ・フライデンバーグ副党首は蔵相に就任し、クリストファー・パイン氏は国防相に就任、スティーブ・チオボ氏は防衛産業担当相に就任した。一方、サイモン・バーミンガム氏はチオボ氏の貿易大臣を引き継ぐ。

 エネルギー・環境省はエネルギー省と環境省に分割され、メリッサ・プライス氏が環境相に指名された。また、今回の政変でダットン支持派だったアンガス・テイラー氏をエネルギー担当大臣に任命すると発表したモリソン氏は、電力の価格引き下げと供給安定をテイラー氏に期待すると発言したが、排出削減については一切口をつぐんでいる。

 教育相にはダン・ティーアン氏が就任し、学校予算でカソリック系学校団体と交渉する。

 スキャンダルでバックベンチに降りていたバーナビー・ジョイス前国民党党首は「旱魃援助復興特別使節」の役目を与えられた。また、マルコム・タンブル保守連合政権をメディア経由で批判し続け、自由党元指導者達から政権の不安定化を招いた元凶と批判されているトニー・アボット氏にも何らかの「特別使節」役が与えられると予告された。

 アラン・タッジ氏は都市インフラストラクチャ担当相に加え、人口問題も担当する。
■ソース
Scott Morrison announces new ministry with Julie Bishop replaced by Marise Payne as foreign affairs minister

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